ホワイトニングWhitening
Whiteningホワイトニングとは?

ホワイトニングは、歯の着色や付着した黄ばみを除去して、歯を白くする審美治療です。歯が黄ばんでしまう原因としては、コーヒーや紅茶などの飲み物や食べ物、喫煙によるヤニなどですが、日本人は歯のエナメル質が薄いことが多く、黄ばみが目立ちがちです。ホワイトニングを行うことで、白い歯に戻り、自信に満ち溢れた笑顔で生活を送れるようになります。また、ホワイトニングは歯によくない影響を与えることなく、審美性を向上させる治療として高く評価されています。
Difference between Whitening and Cleaningホワイトニングとクリーニングの違い
ホワイトニング

ホワイトニングは、歯を漂白する処置で、過酸化尿素や過酸化水素水を含んだ薬剤を用います。ホワイトニングは、歯質の内部に付いた色や汚れを薬剤で分解して、取り除くことが可能です。本来の歯の白さを取り戻し、綺麗な見た目にすることができます。
クリーニング

クリーニングは、歯の表面を掃除することで、付着したステインやプラークを除去する処置です。クリーニングを行うことで、虫歯や歯周病を予防することが可能です。
ただ、ホワイトニングとは違って、漂白する効果はありません。
簡潔にまとめますと、ホワイトニングは歯を白くする治療で、クリーニングは歯の健康を保つための予防処置となります。両方を取り入れることで、歯の健康と審美性を手に入れることが可能です。
Risk of Whiteningホワイトニングのリスク
歯科医院でのホワイトニングは、歯科医が監督する環境下で行われる安全な処置です。ただ、ホワイトニングも医療行為であるため、リスクがありますので、事前にご理解いただく必要があります。ホワイトニングを受ける上でのリスクと、リスクを回避するための注意について述べます。
知覚過敏

症状
ホワイトニングのトラブルでよくあるものが、知覚過敏です。冷えた食べ物や飲み物で歯がしみることがあり、患者様によって生じる痛みに差があります。
対処
ホワイトニングを受けて知覚過敏が起きても、一時的な症状で終わることがほとんどです。長い期間に渡って続くことはないですし、使用する薬剤が歯に悪影響を及ぼすこともありません。
歯茎の痛み

原因
オフィスホワイトニングは、効果の強い薬剤を使うため、歯茎を守る措置をします。歯茎に薬剤が触れると、痛む場合があります。
予防
歯茎へのダメージを最小化するため、薬剤を使用する時は歯科医や歯科衛生士の指示に従ってください。オフィスホワイトニングでは、ガムダム(保護剤)を使用して、刃具に薬剤が触れないようにします。
逆に黄ばむ

原因
ホワイトニングの後は、歯に着色が付きやすいため、濃い色の食べ物は避けてください。
対策
ホワイトニングが終了してから2日以内は、紅茶やコーヒーなど濃い色の飲み物や食べ物を控えてください。
Flowホワイトニングの流れ
ホワイトニングの流れは、施術法によって変わります。
オフィスホワイトニング
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- 01お口の中の検査
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- 02歯面の汚れを除去
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- 03シェードテイキング(歯の色の確認)
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- 04歯肉の保護
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- 05薬剤の塗布
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- 06光照射
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- 07効果の確認
ホームホワイトニング

口腔の検査が完了しましたら、歯の型取りをします。その型を使用して作成したマウストレーとホワイトニング剤で、ご自宅で施術いただきます。
How to Choose Clinicホワイトニングで失敗しないための歯科医院の選び方
ホワイトニングは一種の審美歯科治療で、治療を受ける歯科医院次第で得られる効果が大きく変わります。ホワイトニングで最大限の効果を得るには、歯科医院を正しく選ぶことが重要となります。こちらの点を基準にして、ホワイトニングを受ける歯科医院を選ぶようにしてください。
歯科医院選びのポイント

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- ホワイトニングの治療実績が多数
- ホワイトニング治療で実績が多数ある歯科医院であれば、専門的な力量と経験が豊富で、不安なく受けることが可能です。
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- 審美治療を広範囲にカバーしている
- 審美治療を幅広く対応している歯科医院であれば、どのようなご要望をお持ちであっても、それらを実現する治療方針を提案してもらいやすいです。また、ホワイトニング以外で相談したいことがあった場合でも、対応してもらえると安心して任せられます。
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- 丁寧に説明してもらえる
- ホワイトニングの治療方針やリスクについて、丁寧に説明してもらえる歯科医院は信頼できます。
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- 費用は内訳も含めて明示してくれる
- 費用を明確に伝えてもらえる歯科医院は、信頼がおけます。逆に、内訳を教えてもらえなかったり、不明確な見積もりを提示する医院は、トラブルになりかねないため、見送った方がよいでしょう。
また、新治療に審美治療に力を入れているかどうかは、ホワイトニングの治療のクオリティに大きな差が出ます。以上のポイントを確認された上で、歯科医院を選定されれば、良い効果を得られるはずです。ホワイトニングはお口全体を美しくする上で重要ですので、歯科医院選びは慎重に行ってください。
Typeホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング

特徴
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を行うホワイトニングです。薬剤を歯に塗った上で、歯に光を当てて白くします。効果は短時間で現れますが、時間の経過により色が戻ってしまいやすいため、治療を継続的に受けなければいけません。
向いている人
歯科医に全部任せてしまいたい方、自分でホワイトニングするのは心配な方、大事な日のために手っ取り早く歯を白くしたい方
ホームホワイトニング

特徴
ホームホワイトニングは、患者様がご自宅で施術を行うホワイトニングです。効果が出るまで時間はかかりますが、ご自身のペースで取り組むことが可能で、効果は長い期間継続しやすいです。
向いている人
長い期間効果を持続させたい方、歯を徐々に白くしたい方、歯科医院に来院することが困難な方。
デュアルホワイトニング

特徴
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を取り入れた治療方法です。歯科医院と施術を受け、自宅でお手入れを行うことで、効果を早く出して長く継続させることが可能になります。
向いている人
歯を最大限に白くしたい方、即効性と継続性を得たい方
ホワイトニングの方法は、患者様のご要望や生活スタイルに合わせて最適な選び、歯の本来の白さを取り戻してください。
Whitening effectホワイトニングの効果

ホワイトニングでは薬剤を使用しますが、歯の着色や黄ばみを分解し、本来の白さに戻したり、それ以上の白さにすることもできます。

着色以外にも、歯が擦り減ったり、加齢で黄色くなった場合でも、ホワイトニングで白くすることは可能です。歯の表面を薬剤で汚れを落とした上で、光を当てることで、歯を白く見せることができます。ただ、ホワイトニングはずっと継続するものではなく、飲食、生活習慣、時間の経過で、また着色します。歯を白い状態で保つために、定期的にメンテナンスやケアすることが必要になります。
How Much Is the Whitening Price?ホワイトニングの相場はどのくらい?

ホワイトニングは審美治療のため、健康保険の対象外となります。料金は、歯科医院によって変わることと、ホワイトニングの種類、白さのレベル、歯の数によって、異なります。当院は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのコースがあり、料金はこちらです。
料金
オフィスホワイトニング1回目 | 24,800円 |
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2回目以降(もっと白くしたい方) | 15,000円 |
ホームホワイトニング | 35,800円 |
デュアルホワイトニング(オフィス2回+ホーム2週間) | 76,600円 |
Foods You Cannot Eat After Whiteningホワイトニングを受けた後に食べてはいけないもの・食べていいもの
食べてはいけないもの

ホワイトニングを受けられた後は、歯に着色が付きやすく、避けた方がよい食べ物があります。ホワイトニング完了後2日内は、飲み物ではコーヒー・紅茶・赤ワインなど、食べ物ではキムチ・カレーなどは、色素が濃いため、口にしないでください。
もし、以上のもの食べると、歯に黄ばみが付いてしまいます。
食べていいもの

その一方で、色の薄いものや色の無いものは、ホワイトニングを受けられた後に、食べても問題ありません。飲み物では水・牛乳・白ワイン・日本酒など、食べ物ではパン・白いご飯・うどん・白身の魚などは食べても大丈夫です。白菜・ジャガイモ・里芋・大根などの薄い色の野菜も問題ありません。また、乳製品も問題ないですが、酸性度が高い食品は刺激になるため、避けた方がよいです。
ホワイトニング施術後の歯のケアは、効果を長く維持するために大事です。濃い色の食品や酸性度の高い食品を避けて、ホワイトニングで取り戻した白い歯を最大限キープしましょう。