歯科コラムcolumn
歯茎から血が出る原因と対処法|歯磨きで出血するときの受診目安を武蔵小金井の歯科医師が解説2026/10/24
「歯磨きをすると歯茎から血が出る」「痛くないのに毎日のように出血する」「朝起きたら口の中に血の味がする」——歯茎(はぐき)からの出血は、多くの方が一度は経験する身近な症状です。
結論からお伝えすると、歯茎から血が出る原因の多くは、歯と歯茎の境目にたまったプラーク(歯垢)による歯茎の炎症、つまり歯肉炎や歯周病です。そのほか、強すぎる歯磨き、詰め物・被せ物の段差、妊娠中のホルモンの変化、服用中のお薬、まれに全身の病気が関わることもあります。
「血が出るのが怖いから、その場所は磨かないようにしている」という方も少なくありませんが、出血の多くは汚れが残っているサインです。やさしく丁寧に汚れを落とすことで、落ち着いていくことが期待できます。一方で、腫れや膿、歯のグラつきを伴う場合や、血がなかなか止まらない場合は、早めの受診が必要です。
この記事では、武蔵小金井で歯周病の治療や予防に取り組む当院の歯科医師が、歯茎から血が出る原因、出血のパターン別チェック表、自宅でできる対処法とやってはいけないこと、歯科医院に相談する目安までを解説します。ご自身の出血が様子を見てよいものか、受診したほうがよいものかを判断する手がかりにしてください。
この記事の目次
- 歯茎から血が出る主な原因は?歯肉炎・歯周病とは
- 歯茎から血が出るのはどんなとき?出血のパターン別チェック表
- 歯周病以外で歯茎から血が出やすくなる原因
- 歯茎から血が出るときの対処法|自宅でできることとやってはいけないこと
- 歯茎の出血で歯科医院に相談する目安と、受診時に伝えたいこと
- 歯医者では何をする?検査から歯石除去までの流れ
- 歯茎からの出血を繰り返さないための予防と定期検診
- よくある質問(FAQ)
- 武蔵小金井で歯茎からの出血が気になる方へ
この記事の要点
- 歯茎から血が出る主な原因は、プラーク(歯垢)の細菌による歯茎の炎症(歯肉炎・歯周病)です。
- 強い歯磨き、詰め物・被せ物の段差、妊娠、服用中のお薬、全身の病気が出血に関わることもあります。
- 「血が出るから磨かない」は汚れが残って炎症が続きやすいため、やわらかめの歯ブラシと歯間清掃でやさしく丁寧に磨くことが基本です。
- 出血が2週間ほど続く、腫れ・膿・グラつきがある、血が止まりにくい、あざや発熱を伴う場合は早めに受診してください。
歯茎から血が出る主な原因は?歯肉炎・歯周病とは
歯茎から血が出る原因として最も多いのは、プラーク(歯垢)にすむ細菌によって歯茎に炎症が起きている状態、つまり歯肉炎や歯周病です。炎症を起こした歯茎は腫れて血管が広がっているため、歯ブラシが触れる程度の弱い刺激でも出血しやすくなります。
歯肉炎とは、歯と歯茎の境目にたまったプラークの細菌によって、歯茎に炎症が起きている状態のことです。炎症が歯茎にとどまっている段階で、歯を支える骨(歯槽骨)にはまだ影響が及んでいません。
厚生労働省の e-ヘルスネットでは、歯と歯茎の隙間から入り込んだ細菌が歯肉に炎症を起こした状態(歯肉炎)と、それに加えて歯槽骨を溶かして歯をグラグラにさせてしまう状態(歯周炎)を合わせて歯周病と呼ぶと説明されています。また、歯みがきが十分でないとプラークが歯と歯肉の境目に増え、細菌が作る毒素によって歯肉が腫れたり出血しやすくなったりするとされています(厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは」)。
日本歯科医師会の「テーマパーク8020」によると、歯肉炎の段階では歯と歯茎の境目が赤く腫れたり、触れると出血したりします。この段階で早く発見し、プラークを歯ブラシで除去すれば健康な状態に戻すことが可能とされています。一方、歯周炎に進むと、腫れや出血に加えて膿(うみ)や口臭、歯の揺れなどがみられるようになると説明されています(日本歯科医師会 テーマパーク8020「歯周病の進行とその種類」)。
つまり、歯茎からの出血は、歯茎の炎症に気づくための大切なサインです。出血が軽いうちに原因となる汚れを取り除くことが、歯周病を進ませないための第一歩になります。
歯茎から血が出るのはどんなとき?出血のパターン別チェック表
歯茎からの出血は、「いつ・どこから・どのくらい出るか」と「ほかの症状を伴うか」で、考えられる原因や受診の急ぎ具合が変わります。次の表で、ご自身の状態に近いものを確認してみてください。
| 出血のパターン | 考えられること | 相談の目安 |
|---|---|---|
| 歯磨きやフロスのときだけ少し出て、すぐに止まる | 歯肉炎など歯茎の初期の炎症、力の入れすぎや硬い歯ブラシ | やさしく丁寧なセルフケアを続け、2週間ほどで減らなければ受診 |
| 痛みはないが、毎日のように出る | 歯肉炎が続いている、または歯周炎に進んでいる可能性 | 痛みがなくても、一度検査を受けるのがおすすめ |
| 何もしなくても出る(朝、唾液に血が混じる など) | 歯茎の炎症が強い状態、歯周炎の進行 | 早めに受診 |
| 腫れ・膿・口臭・歯のグラつきを伴う | 歯周炎が進んでいる可能性 | 早めに受診 |
| 特定の1か所だけ出る(詰め物・被せ物や親知らずの周り など) | 段差や隙間に汚れがたまる、食べ物が挟まりやすい、その部分の炎症 | 原因の確認のため受診 |
| 出血がなかなか止まらない | 強い炎症、血液をサラサラにするお薬の影響、全身の状態 | 清潔なガーゼで圧迫しても止まらなければ、すぐに医療機関へ連絡 |
| あざができやすい、鼻血が出やすい、発熱やだるさを伴う | お口以外の全身の病気が関係している可能性 | 内科など医科も含めて早めに受診 |
※上記は一般的な目安です。複数の原因が重なっていることもあるため、実際の原因は診察で確認する必要があります。
日本歯科医師会の「お口の119」でも、歯茎が腫れた・血が出る・膿が出るときに考えられる場合として、歯周病のほか、口の中を刺した・切ったなどの外傷、粘膜の病気や腫瘍が挙げられており、放っておくとひどくなるので、できるだけ早めに歯科医院で治療を受けるよう案内されています(日本歯科医師会 テーマパーク8020「お口の119:歯ぐきがはれた 血が出る 膿が出る」)。
歯周病以外で歯茎から血が出やすくなる原因
歯茎の出血は、歯周病以外の要因で起きたり、歯周病を悪化させたりすることもあります。代表的なものを確認しておきましょう。
日本歯科医師会の解説では、歯周病は基本的にプラークによる炎症ですが、全身の病気、薬の副作用、性ホルモンの異常、強いストレスや栄養不良などが影響して、特殊な病変になることがあるとされています(日本歯科医師会 テーマパーク8020「歯周病の進行とその種類」)。
硬い歯ブラシ・力の入れすぎ
硬い歯ブラシで強くこすったり、歯茎に毛先を押し付けるように磨いたりすると、歯茎が傷ついて出血することがあります。「しっかり磨こう」と力が入りすぎている方は、磨き方を見直すだけで出血が減ることもあります。
詰め物・被せ物の段差、合わない入れ歯
詰め物や被せ物と歯の境目に段差や隙間があると、そこに汚れがたまりやすくなります。e-ヘルスネットでも、被せ物や詰め物と歯の間に段差や隙間があるとプラークが付着しやすくなり、歯周病を悪化させる原因の1つになると説明されています。同じ場所ばかり出血する場合は、この可能性を考えます。
妊娠中のホルモンの変化
妊娠中は女性ホルモンの変化やつわりによる歯磨きのしにくさから、歯茎が腫れたり出血しやすくなったりすることがあります。妊娠中の歯科受診については、妊娠中の歯科治療の時期や注意点を解説した記事もご覧ください。
服用中のお薬
血液を固まりにくくするお薬(いわゆる血液をサラサラにするお薬)を飲んでいると、出血が止まりにくくなることがあります。また、一部のお薬では歯茎が腫れやすくなることもあります。出血が気になっても、処方されたお薬を自己判断でやめるのは危険です。受診時にお薬手帳をお持ちください。
喫煙・糖尿病・全身の病気
e-ヘルスネットでは、喫煙者は非喫煙者と比べて歯周病に3倍以上かかりやすいといわれていること、糖尿病の方も歯周病が進行しやすいことが紹介されています。なお、喫煙していると歯茎の血流が悪くなり、炎症があっても出血が目立ちにくい場合があります。
また、まれに血液の病気(白血病など)や肝臓の病気など、血が止まりにくくなる全身の病気が歯茎の出血として気づかれることもあります。歯茎以外からも出血しやすい、あざが増えた、発熱やだるさが続くといった場合は、歯科だけでなく医科への相談も検討してください。
歯茎から血が出るときの対処法|自宅でできることとやってはいけないこと
歯茎から血が出るときにご自宅でできる基本の対処法は、「やわらかめの歯ブラシで、歯と歯茎の境目をやさしく丁寧に磨き続けること」と「歯と歯の間を清掃すること」です。出血を怖がって磨くのをやめるのではなく、力の加減を変えて汚れを落とすことが大切です。
「血が出るから磨かない」が逆効果になりやすい理由
出血している場所を避けて磨くと、その部分にプラークが残り続けます。プラークが残れば歯茎の炎症は続き、さらに出血しやすくなるという悪循環に陥りがちです。前述のとおり、歯肉炎の段階であればプラークを取り除くことで健康な状態に戻すことが可能とされています。
適切なケアを始めた直後は一時的に出血が続くこともありますが、汚れが落ちて炎症が引いてくると、次第に出血は減っていくことが期待できます。ただし、ケアを続けても改善しない場合は、自分では取れない歯石などが原因になっている可能性があるため、受診をおすすめします。
出血するときの歯磨きの手順
- 歯ブラシは「やわらかめ」〜「ふつう」で、ヘッドが小さめのものを選ぶ
- 鉛筆を持つように軽く握り、力を入れすぎないようにする
- 毛先を歯と歯茎の境目に当て、小刻みに動かして1本ずつ磨く
- 磨く順番を決めて、磨き残しが出ないように一周する
- デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間を清掃する
- 最後に鏡で歯茎の境目を確認し、出血しやすい場所を把握しておく
歯と歯の間の清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)
出血は歯と歯の間の歯茎から起きていることも多く、歯ブラシだけでは汚れが残りやすい場所です。e-ヘルスネットでも、歯ブラシは歯の表裏や噛み合わせの清掃には有効である一方、歯と歯の間の清掃には十分ではないとされています。隙間の小さいところにはデンタルフロス、隙間のあるところには歯間ブラシが適しており、歯間ブラシは歯や歯肉を痛めないよう隙間より少し小さめのものを選ぶよう案内されています(厚生労働省 e-ヘルスネット「歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)」)。
使い始めは出血することがありますが、歯茎を傷つけないようゆっくり操作しましょう。サイズ選びや使い方に迷う場合は、歯科医院でご自身に合ったものを確認すると安心です。
歯磨き粉や洗口液は役立つ?
歯茎の炎症を抑える成分や殺菌成分を含む歯磨き粉・洗口液は、セルフケアの補助として役立つことがあります。ただし、プラークを物理的に落とすのは歯ブラシと歯間清掃具で、硬くなった歯石は歯磨きでは取れません。製品を変えるだけで安心せず、磨き方とあわせて考えましょう。
やってはいけないこと
- 出血する場所を避けて磨かない、歯磨きをやめる
- 出血を止めようとゴシゴシ強く磨く、硬い歯ブラシに替える
- 爪や爪楊枝で歯茎をつつく、歯石を自分で削り取ろうとする
- 処方されたお薬を自己判断で中断する
- 市販薬で様子を見続け、腫れや膿があるのに受診を先延ばしにする
歯茎の出血で歯科医院に相談する目安と、受診時に伝えたいこと
セルフケアを見直しても出血が2週間ほど続く場合や、腫れ・膿・痛み・グラつきなどほかの症状を伴う場合は、歯科医院に相談するタイミングです。痛みがなくても歯周病が進んでいることがあるため、「痛くないから大丈夫」と自己判断しないことが大切です。
こんなときは歯科医院に相談を
- 丁寧に磨いても、2週間ほど出血が減らない → 歯石や歯周病の確認のため受診を
- 歯茎が赤く腫れている、膿が出る、口臭が気になる → 早めに受診を
- 歯がグラグラする、歯茎が下がって歯が長く見える → 歯周炎の進行を確認するため早めに受診を
- 同じ詰め物・被せ物の周りばかり出血する → 段差や適合の確認のため受診を
- 圧迫しても出血がなかなか止まらない → すぐに歯科医院または医療機関へ連絡を
- あざや鼻血が出やすい、発熱やだるさが続く → 医科も含めて早めに相談を
当てはまるものがある方は、症状が軽いうちに一度、歯茎の状態を確認しておくと安心です。
受診時に伝えるとよいこと
- いつから出血しているか、どのくらいの頻度か
- どこから出るか(全体か、特定の1か所か)
- どんなときに出るか(歯磨きのときだけか、何もしなくても出るか)
- 腫れ・痛み・膿・口臭・グラつきなど、ほかの症状の有無
- 服用中のお薬(お薬手帳)、妊娠の可能性、糖尿病などの持病、喫煙の有無
- 使っている歯ブラシの硬さや歯間清掃具、最近の歯科受診の時期
メモにまとめておくと、診察の際に伝え漏れを防げます。
歯医者では何をする?検査から歯石除去までの流れ
歯茎の出血で受診すると、まず歯茎の状態を調べる検査を行い、そのうえで歯磨き指導や歯石除去など、原因に応じた処置を進めるのが一般的です。歯周病の検査や歯石除去といった基本的な治療は、保険診療で行われます。
- 問診:出血の時期や頻度、お薬や持病、生活習慣などをお伺いします
- 検査:歯と歯茎の境目の溝(歯周ポケット)の深さ、検査時の出血の有無、歯の揺れ、プラークの付き方を調べ、必要に応じてレントゲンで骨の状態を確認します
- 説明:検査結果をもとに、現在の状態と治療の見通しをご説明します
- 歯磨き指導:出血しやすい場所に合わせた磨き方や、歯間清掃具の選び方をお伝えします
- 歯石除去(スケーリング):歯の表面や歯茎の境目の歯石・汚れを専用の器具で取り除きます
- 歯周ポケット内の清掃(ルートプレーニング):進行している場合は、歯茎の中の歯根面の汚れを取り除きます
- 再評価:歯茎の改善具合を再度検査し、その後の治療や定期管理の計画を立てます
歯肉炎の段階であれば、歯石除去とセルフケアの改善で落ち着くことが多い一方、歯周炎が進んでいる場合は、何回かに分けて治療を進めます。通院回数や期間は歯茎の状態によって異なります。歯周病の治療の詳しい流れは歯周病治療について解説した記事で、当院の診療内容は当院の虫歯・歯周病の診療ページでご案内しています。
歯茎からの出血を繰り返さないための予防と定期検診
歯茎からの出血を繰り返さないためには、毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なチェック・クリーニングを組み合わせることが大切です。いったん出血が治まっても、磨き残しが増えれば炎症は再び起こりやすくなります。
毎日のセルフケアのポイント
- 歯と歯茎の境目を意識して、やさしく小刻みに磨く
- 1日1回は、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間を清掃する
- 歯ブラシは毛先が開いてきたら交換する
- 禁煙を心がけ、糖尿病などの持病がある方は内科での管理も続ける
定期検診・クリーニングで早めに見つける
歯石は一度付くと歯磨きでは取れず、その表面に再びプラークが付きやすくなります。定期検診では、歯茎の検査や歯石の除去、磨き残しやすい場所の確認を行い、出血や炎症の変化を早い段階で見つけることにつながります。
定期検診の間隔は、歯茎の状態や歯周病のリスクによって異なります。通い方の考え方はクリーニング・定期検診について解説した記事で、当院の予防の取り組みは当院の予防歯科のページでご紹介しています。
よくある質問(FAQ)
歯茎から血が出るのは何日くらいで治りますか?
歯肉炎による出血であれば、やさしく丁寧な歯磨きと歯間清掃を続けることで、1〜2週間ほどで出血が減ってくることがあります。ただし、炎症の程度や歯石の有無によって個人差があります。2週間ほど続けても出血が減らない場合は、自分では取れない歯石などが原因の可能性があるため、受診をおすすめします。
歯茎から血が出るなら、歯磨きはやめた方がいいですか?
やめる必要はありません。磨かないとプラークが残って炎症が続き、かえって出血しやすくなります。やわらかめの歯ブラシに替え、力を抜いて歯と歯茎の境目を小刻みに磨いてください。磨くたびに強い痛みがある、腫れがひどいといった場合は、早めにご相談ください。
歯茎からの出血が止まらないときはどうすればいいですか?
清潔なガーゼやティッシュを出血している場所に当て、10分ほど軽く押さえてください。何度も強くうがいをすると、固まりかけた血が流れて止まりにくくなることがあります。押さえても止まらない場合や、血液をサラサラにするお薬を飲んでいる場合は、歯科医院または医療機関にすぐご連絡ください。
痛くないのに毎日歯茎から血が出るのは大丈夫ですか?
痛みがなくても、毎日出血する場合は歯茎の炎症が続いているサインです。歯周病は痛みが少ないまま進むことがあるため、「痛くないから大丈夫」とは言い切れません。セルフケアを見直しても続く場合は、一度歯茎の検査を受けておくと安心です。
歯磨き粉や歯ブラシを変えれば治りますか?
硬い歯ブラシをやわらかめに替える、炎症を抑える成分を含む歯磨き粉を使うといった工夫は、セルフケアの補助として役立つことがあります。ただし、出血の原因であるプラークや歯石が残っていれば改善は難しく、歯石は歯磨きでは取れません。磨き方と歯間清掃の見直しが基本です。
歯茎からの出血は病気のサインのことがありますか?
多くは歯肉炎や歯周病など歯茎の炎症によるものですが、まれに血液の病気など全身の病気が関係していることもあります。歯茎以外からも出血しやすい、あざが増えた、発熱やだるさが続くといった場合は、歯科だけでなく内科などへの相談も検討してください。
妊娠中に歯茎から血が出やすいのはなぜですか?
妊娠中は女性ホルモンの変化によって歯茎が炎症を起こしやすくなるうえ、つわりで歯磨きがしにくくなることも重なり、出血しやすくなります。体調のよいときに、小さめのヘッドの歯ブラシで丁寧に磨きましょう。妊娠中の歯科受診は時期や体調に配慮して行いますので、妊娠中であることを必ずお伝えください。
歯医者では何をしますか?通院回数や痛みが心配です。
歯周ポケットの深さや出血の有無を調べる検査のあと、歯磨き指導や歯石除去を行うのが一般的で、これらは保険診療で行われます。通院回数は歯茎の状態によって異なり、軽い歯肉炎なら比較的少ない回数で済むこともあります。歯石除去でしみる・痛むことがありますが、必要に応じて麻酔などで配慮しますので、不安な点は遠慮なくお伝えください。
武蔵小金井で歯茎からの出血が気になる方へ
歯茎から血が出る原因は、炎症の程度や生活習慣、全身の状態によってさまざまです。次のような方は、まずはご相談ください。
- 歯磨きのたびに出血し、セルフケアを見直しても改善しない方
- 歯茎の腫れや膿、口臭、歯のグラつきが気になる方
- しばらく歯科検診やクリーニングを受けていない方
初回のご相談から治療開始までの一般的な流れは、次のとおりです。
- WEB予約またはお電話でご予約いただきます
- ご来院時に、出血の時期や頻度、ほかの症状、服用中のお薬などをお伺いします
- 歯茎の検査や必要に応じたレントゲン撮影で、お口の状態を確認します
- 確認した結果をもとに、原因と考えられる処置、通院の見通しをご説明します
- ご納得いただいたうえで、歯磨き指導や歯石除去などの処置を始めます
- WEB予約(24時間受付)
- お電話: 042-316-1588
- アクセス・診療時間(JR中央線「武蔵小金井駅」南口から徒歩3分)
当院はJR中央線「武蔵小金井駅」南口から徒歩3分です。診療時間は平日9:30〜13:00/14:00〜18:00、土日9:30〜13:00/14:00〜17:30で、日曜日も診療しています(祝日は休診です)。急な症状の際は当日予約・急患対応も行っています。お口の状態を拝見し、診察のうえでご説明します。
参考文献・出典
- 日本歯科医師会 テーマパーク8020「お口の119:歯ぐきがはれた 血が出る 膿が出る」
- 日本歯科医師会 テーマパーク8020「歯周病の進行とその種類」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)」
監修:秋山 正憲(院長/医療法人社団デルタ)プロフィール
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は診察のうえ個々の状態により異なります。詳しくは歯科医師にご相談ください。

この記事の監修者
秋山 正憲院長・歯科医師(審美治療・精密治療担当)
武蔵小金井ハーヴェスト歯科・矯正歯科 院長。マイクロスコープを用いた精密治療、セラミック治療、ダイレクトボンディングを担当。英語での診療に対応。
SJCD レギュラーコース・マスターコース修了/5D アドバンスコース修了/日本口腔インプラント学会 インプラント100時間講習修了
公開日 2026.10.24 最終更新日 2026.10.01 | 歯科医師紹介
