歯科コラムcolumn

武蔵小金井の小児歯科――子どもの歯を守るために親が知っておきたいこと2026/05/08

子どもの歯(乳歯)は「どうせ生え変わるから」と軽く見られがちですが、乳歯は永久歯の健全な発育に欠かせない重要な役割を担っています。早期に虫歯になると永久歯の萌出に影響が出たり、噛み合わせの問題を引き起こすことがあります。本記事では、武蔵小金井エリアのお子さまをお持ちの保護者の方に向けて、小児歯科の重要性と当院のアプローチをご紹介します。

乳歯の重要性

乳歯は生後6ヶ月頃から生え始め、6歳前後から永久歯へと生え変わり始めます。乳歯が果たす役割は、①食物の咀嚼、②言語発達の補助、③永久歯萌出のための「場所取り」の3つです。特に乳歯が虫歯で早期抜歯になると隣の歯が倒れ込み、永久歯が正しい位置に生えなくなる「スペース不足」が生じます(参考:Proffit WR, et al. Contemporary Orthodontics. 5th ed. Elsevier; 2013)。

子どもの虫歯の特徴

乳歯のエナメル質は永久歯より薄く、虫歯が急速に進行しやすいという特徴があります。さらに、子どもは痛みを言語化しにくく、気づいたときには深部まで進行していることも珍しくありません。定期検診(3〜6ヶ月ごと)によるフッ素塗布・シーラント処置が予防の基本です。

フッ素とシーラントの効果

フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の酸産生を抑制します。定期的なフッ素塗布により虫歯リスクを20〜40%低減できるとの報告があります(参考:Marinho VC, et al. Fluoride varnishes for preventing dental caries in children and adolescents. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2013;7:CD002279)。シーラントは奥歯の溝を樹脂で埋めて細菌の侵入を防ぐ処置で、虫歯好発部位を効果的にカバーします。

正しいブラッシング習慣の確立

3歳までは保護者による仕上げ磨きが必須です。特に上の前歯の裏側と奥歯の溝は磨き残しが多い部位です。6歳頃からは自分で磨く練習を始めつつ、寝る前は保護者が仕上げ磨きを続けることをお勧めします。キシリトールを含むガムやタブレットも、むし歯菌の増殖抑制に効果的です。

歯並びの早期チェック

乳歯列期(3〜5歳)と混合歯列期(6〜12歳)は、顎の成長をコントロールしやすい時期です。指しゃぶり・舌突出癖・口呼吸などの悪習癖がある場合は早めに相談することで、将来の本格矯正が不要になる場合もあります。

ハーヴェスト歯科・矯正歯科の小児歯科

当院では「歯科が怖い」というトラウマを作らないよう、お子さまのペースに合わせた治療を大切にしています。武蔵小金井駅直結で通いやすく、0歳からの乳幼児検診にも対応しています。親御さまと一緒に、お子さまの歯の健康を育てていきましょう。

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