歯科コラムcolumn
武蔵小金井で“眠ったように受けられる歯科治療”をお探しの方へ ― 麻酔科専門医による静脈鎮静のご案内2025/08/31
「歯の治療が怖い」「長時間の治療に耐えられる自信がない」「以前、治療中に途中で具合が悪くなってしまった」――
このような不安を抱えている方に向けて、私たち武蔵小金井ハーベスト歯科・矯正歯科では、必要に応じて静脈鎮静法という選択肢をご用意しています。
これはいわゆる“全身麻酔”とは異なり、点滴を使って鎮静剤を静脈内に投与し、患者様が眠っているような、深くリラックスした状態で治療を受けられる方法です。意識は完全に失われるわけではありませんが、処置中の記憶があまり残らず、「気づいたら終わっていた」と感じられることも多く、治療への恐怖心を大きく軽減することができます。
とはいえ、この方法は一般的な虫歯治療やクリーニングなど、日常的な歯科治療には用いません。
静脈鎮静法は、あくまで以下のようなケースに限定してご提案しております。
・自由診療による長時間のインプラント手術
・複数の歯にわたる補綴処置(セラミック治療・フルマウス補綴など)
・骨造成(GBR)やサイナスリフトなどを伴う外科的処置
・過去に歯科治療で強い恐怖を感じたことがある方
・極度の緊張、不安症状、嘔吐反射があり、通常の処置が困難な方
このようなケースでは、無理に治療を進めるよりも、安全にリラックスした状態をつくり、確実な処置を行う方が患者様の負担も少なく、結果として治療の質も高まります。
そして、この治療で何より大切なのは「誰が鎮静を担当するか」という点です。
静脈鎮静は、使用する薬剤の量や組み合わせ、呼吸や血圧の変化の管理など、専門的な知識と技術を必要とする医療行為です。そのため当院では、歯科医師単独では決して鎮静を行わず、必ず麻酔科専門医が立ち会い、患者様の全身状態を常時モニタリングしながら治療を進めます。
呼吸や循環の安定、緊急時の対応も含めて、医科麻酔科の医師が対応することで、安心・安全な環境の中で歯科治療を受けていただくことができます。
また、静脈鎮静下での治療では、体が動いてしまったり、緊張から筋肉がこわばったりすることがないため、繊細な処置をより正確に行うことができるというメリットもあります。たとえばインプラント治療や、歯の形を精密に整えるセラミック補綴などでは、静かな体の状態のなかで治療が進むことが、治療の精度そのものにも影響してきます。
武蔵小金井という地域で、こうした静脈鎮静を専門医の立ち会いのもと提供している歯科医院はまだ多くはありません。当院では、自由診療だからこそ、診療の質とともに治療環境の質にもこだわりたいという考えのもと、麻酔医との連携体制を整えております。
また、初めてこの治療を検討される方に対しては、治療前にしっかりとカウンセリングを行い、静脈鎮静法の内容やリスク、必要性について十分にご説明したうえで、患者様ご自身に納得して選んでいただくという流れを徹底しています。
歯科治療が怖くて避けていた方
長時間のインプラントやセラミック治療をご検討中の方
治療中の体調に不安がある方
無理をせず、安心して治療を進めたいと考えている方
そうした皆さまの気持ちに寄り添いながら、より良い治療結果につながる環境づくりを、私たちは真剣に取り組んでいます。
武蔵小金井ハーベスト歯科・矯正歯科では、「治療内容」だけでなく「治療を受ける環境」そのものにも配慮しながら、患者様一人ひとりに合った最適な選択肢をご提案しています。
静脈鎮静についてのご相談や、治療への不安がある方は、お気軽にお問い合わせください。まずはお話を聞かせていただくことから、安心の治療がはじまります。