• 2022/05/25
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印象材

こんにちは、
武蔵小金井ハーヴェスト歯科・矯正歯科です。

本日は『印象材』のお話です。
一般的に歯型を取る際は、ピンクの泥状のものをお口に入れます。
これをアルジネート印象材といいます。



アルジネート印象材
おおよその形が再現できる「概形印象」に属します。
現在最も多く使用されている方法です。

主成分・・・昆布などの褐藻類からの抽出成分である水溶性のアルギン酸塩と石膏。
硬化反応・・・アルギン酸塩が水に溶け分散したコロイド溶液となる。これに石膏から溶け出したカルシウムが反応して硬化。

このアルジネート印象材のみの印象は、対合となる歯列に行い、本印象(補綴物が入る歯列)には、寒天を併用した方法(連合印象)が行われます。

寒天印象材
精確な形を再現できる「精密印象」に属します。
最も古くから使用されている材料です。

主成分・・・紅藻類であるテングサから抽出した寒天。
硬化反応・・・物理的反応で硬化。


参考文献　医歯薬出版株式会社社　歯科材料

良い補綴物をつくり上げる為には、患者様の口腔内を精確に再現することが重要です。
しかし、この泥状の印象材を苦手とする患者様は多く、嘔吐反射を起こす方がいらっしゃいます。
ですので、過去にそういった経験があるなど印象が苦手な方は、お気軽にお申し出くださいね！



今日も暑いのでこまめに水分補給を忘れずに過ごしましょう☀
お待ちしております。





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