• 2022/06/07
  • 歯科コラム

8020運動

こんにちは!
武蔵小金井ハーヴェスト歯科・矯正歯科です。

皆様、8020運動はご存知ですか?

この運動は口腔保健活動の一つであり
80歳にして20本以上歯を残すことを目標に平成元年に掲げられました。

当初は約1割程度でありましたが、2016年に約5割以上の方(2人に1人)が達成しております。



しかし、4mm以上の歯周ポケットを有する者(歯周病)の割合も年々増えているのが現状です。
80歳で20歯以上ある方はすべて健康な歯ではないということがわかります。

まだまだ課題は多いですが、自分の歯を残したいという気持ちは十分に感じられますね。



歯の役割は、食物の粉砕だけではなく、発音を助けたり、口元の見た目もよくします。
このような役割を果たすためには、歯が健康な状態であることが相応しいといえますので定期的な歯科受診が重要です。

高齢者はADL(日常生活の動作)の低下による歯磨き等のセルケア不足や、口腔の自浄作用(唾液の分泌)低下、摂食嚥下の低下が挙げられ、
う蝕の発生率、歯周病疾患、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高くなってしまいます。

身体的にも認知的にも低下し、歯科医院に通院するのも困難な方は、訪問歯科などを頼りに早期発見・治療が望ましいと考えられます。
※当院では訪問歯科は行っておりません。



食事や会話は生活には欠かせないものです。
身体的・精神的には勿論ですが、お口の健康にも目を向け
QOLの向上に努めましょう!!









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