• 2020/12/24
  • スタッフブログ

何歳で何本の歯が残るの?



まずこちらのグラフから。
厚生労働省が調査している歯の残存歯数のグラフです。
1990年代初期は75歳以上の方でも7本以下(親知らずを除いて人は28本もともとあります)でしたがここ20年歯周病や虫歯の早期発見、早期治療、医療技術の進化、また予防の概念が浸透してきている影響で65歳以上にかぎらず各年代、歯がちゃんと残るようになってきています。
しかし2016年で75歳の方で平均約15本残存していますが、逆に言うと13本という歯を失っているわけです。
今1本も抜いたことがない方で、今の歯が約半分になってしまった時を想像してください。半分となるとさすがに咬むのも大変そうですよね。
15本残存という場合おそらく入れ歯の使用や もしくはIMPLANT 、 ブリッジなど様々な治療が必要です。
加齢によってのみでは、歯は必ずしも抜くことにはなりません。一番の原因は歯周病といわれております。
定期的な歯石やバイオフィルムのの除去を歯科医院で行うこと、家で適切なブラッシングを行うことで歯周病の進行が防げ、つまりはお年を召した時も自分の歯でしっかり物が咬めることにつながります。
現在定期的に歯科医院に通い歯石の除去、虫歯の早い段階で治療を行う方が年々増えてきております。
このグラフも2020、2024とさらに右肩あがりになると思います。
8020といったすこし前ですが80歳で20本歯を残そうという運動がありましたが、今は8024、80歳で24本のこせるようにしていきましょう
といった運動も聞かれます。
自分の歯に勝るものはありません。
たまに皆さん歯のお掃除に歯科医院を訪れてみてくださいね。


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